プログラマーの問題点として挙げられるのが、体調を崩しやすいことだ。IT系の職業では、勤務時間が不規則になってしまうケースが少なくない。これは、インターネットが24時間可動している環境になったことが要因として考えられる。この問題の解決策として効果的なのが、自己管理能力を高めることだ。具体的には、体力作りと質の高い睡眠を心掛けるのがオススメである。IT系の仕事は椅子に座ったまま、パソコンの画面に向き合う時間が長い。筋力を必要としない仕事ではあるが、長時間のパソコン作業は体力を消耗する。そのことを考えると、長時間のパソコン作業を乗り越えるためには、十分な体力を身に付けておく方が良いだろう。
また、質の高い睡眠を取ることは効率の良い仕事を行うためには必要不可欠な要素だ。勤務時間の影響で睡眠を取る時間帯が変わってしまうのは避けられないが、睡眠時間を常に気にしておくと良い睡眠を取りやすくなるだろう。この勤務時間の問題は、企業側が対策を取ることもできるはずだ。例えば、シフト制で勤務時間を決めるのが効果的といえる。シフト制で勤務時間を決めてしまえば、プログラマーが勤務時間の変化に悩んでしまうシーンは減るだろう。この対策を取るには、社員の人数はもちろん多い方が良い。少ない人数でシフト制の勤務表を作成しても、不規則な勤務が増えてしまう状態は変わらない。社員の数を増やして無理のないシフト表を作成できれば、それぞれが安定した休暇を取ることができるため体調を崩しにくくなる。